Wyvern は、access_log と error_log の 2つのログファイルを作成します。 access_log は、サーバへのアクセスを記録するログファイルです。 error_log は、サーバのエラーなどを記録するログファイルです。
それぞれのログファイルの出力形式は、次のようになります。 一行で出力されます。 識別によるユーザ名は、識別モジュールを組み込んだ場合に定義されます。
access_log には、
localhost | クライアントホスト |
kouichi | RFC 1413 ユーザ識別によるユーザ名 |
- | 認証されたユーザ名 |
[Wed, 02 Feb 2000 14:11:18 GMT] | アクセスした日付 |
"GET /manual/index.html HTTP/1.0" | クライアントからのリクエスト |
200 | サーバのレスポンスコード |
3262 | 送信バイト数 |
が出力されます。
ログモジュール を組み込むと、 "Referer" と "User-Agent" も記録されます。
error_log には、日付、エラーレベル、エラーの説明が出力されます。
レベル | 意味 |
---|---|
fatal |
致命的なエラー サーバが停止します |
emerg |
緊急を要するセキュリティエラー でも、サーバは停止しない…(^^;) |
alert |
セキュリティ警報 応急処置済みなのでサーバは停止しない |
crit |
予期しないシグナル補足 サーバは停止する…バグかも… |
error |
通常エラー サーバは停止しない |
warning | エラーではないが何らかの対応を要する |
notice |
サーバ内の状態変化などの通知 エラーではない |
info | その他の情報 |
debug | デバッグ中! |