DISTNAME は製作者が決めたソフトウェアの名前です。 デフォルトでは DISTNAME は ${PORTNAME}-${PORTVERSION} になりますが、 必要に応じて書き換えることができます。 DISTNAME は二つの場所でしか使われません。 一つ目は配布ファイルリスト (DISTFILES) のデフォルト ${DISTNAME}${EXTRACT_SUFX} で、 二つ目は配布ファイルが展開される サブディレクトリ WRKSRC のデフォルト work/${DISTNAME} です。
Note: PKGNAMEPREFIX や PKGNAMESUFFIX は DISTNAME に影響を与えません。 また、元のソースアーカイブが ${PORTNAME}-${PORTVERSION}${EXTRACT_SUFX} という 名前ではないのに、WRKSRC を work/${PORTNAME}-${PORTVERSION} と 設定している場合、おそらく DISTNAME は そのままにしておく必要があることに注意してください -- DISTNAME と WRKSRC の 両方を (そして おそらく EXTRACT_SUFX も) セットするよりは、DISTFILES を 定義する方が楽でしょう。