その port が配布ファイルの他に FTP や HTTP で手に入る 追加パッチを必要とする場合には、PATCHFILES には そのパッチのファイル名を、PATCH_SITES には そのファイルが置かれているディレクトリの URL をセットしてください。 (書き方は MASTER_SITES と同じです。)
そのパッチに記録されているファイル名に余計なパス名が ついていて、ソースツリーのトップディレクトリ (つまり WKRSRC) からの相対パスになっていない場合には、 それに応じた PATCH_DIST_STRIP を指定してください。 たとえば、パッチ内のすべてのファイル名の先頭に、 余計な foozolix-1.0/ がついている場合には、 PATCH_DIST_STRIP=-p1 としてください。
これらのパッチは圧縮されていても大丈夫です。 ファイル名が .gz や .Z で 終わる場合には、自動的に展開されるようになっています。
もしパッチが、ドキュメント等その他のファイルと一緒に gzip された tar ファイルで配布されている場合には、 単に PATCHFILES を使うだけではうまくいきません。 このような場合には、このパッチの tar ファイルの名前と場所を DISTFILES と MASTER_SITES に 追加しておきます。 それから、EXTRA_PATCHES 変数に それらのパッチを指定すれば、bsd.port.mk が 自動的にパッチを適用してくれます。 特に注意が必要なのは、パッチファイルを PATCHDIR ディレクトリにコピーしてはならないことです -- (訳注: port が CD-ROM 上に置かれている等の場合には、) そのディレクトリには書き込みができないかもしれません。
Note: それが普通の gzip か compress された tar ファイルであれば、 通常のソースファイルと一緒にパッチ適用時までに展開されていますので、 明示的に展開する必要はないことに注意してください。 もしパッチを DISTFILES に追加した場合には、 パッチを含むファイルが展開される際に、そのディレクトリにある 何かを上書きしないように注意してください。 さらに、コピーされたパッチファイルを削除するコマンドを pre-clean ターゲットに追加することを 忘れないでください。