15.11. 再帰的 diff

diff の再帰 (-r) フラグを使って再帰的なパッチを作るのは大変結構なのですが、 でき上がったパッチは必ず目でチェックして余計なゴミが入っていないことを確認してください。 よくあるのはバックアップファイル同士の変更点、 あるいは Imake や GNU configure を使うソフトウェアの Makefile の変更点が入っている場合などです。 また configure.in を編集して autoconf を使って configure を作り直すときには、 configure の diff は含めずに (それらは良く数千行におよぶことがあります)、 USE_AUTOCONF=yes を定義して configure.in の diff をとってください。

ファイルをまるごと消す場合には、 パッチを使わずに post-extract ターゲットで消す方が簡単です。 できあがった差分に満足したら、 それらをソースのファイルごとに別々のパッチファイルに分割してください。

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <doc@FreeBSD.org> までお願いします。