1.6. Zend::exception()

例外クラスを読み込み、そのインスタンスを作成して返します。

[注意] 非推奨

このメソッドは Zend Framework 0.6.0 で追加されましたが、 その後、結局以前のようにインスタンス作成や例外のスロー、 キャッチをしたほうがいいのではないかという結論に達しました。 Zend::exception() メソッドは Zend Framework 0.6.1 で非推奨となり、 将来のプレビュー版では削除される予定です。

<?php

Zend::exception($class, $message, $code);

?>

引数 $class で、実際に読み込んでインスタンスを作成する 例外クラスを指定します。クラスを読み込む際には 項1.3. 「Zend::loadClass()」 を使用します。 つまり、読み込むクラスはこのフレームワークの命名規約に従ったものでなければならず、 また PHP の include_path に存在しなければなりません。

$message$code はいずれもオプションで、 例外クラスのコンストラクタに引数として渡されます。

成功すると、このメソッドは例外クラスを読み込み、 $message$code を使用してそのインスタンスを作成します。そしてそのインスタンスを返します。 クラスの読み込みに失敗した場合や、読み込んだクラスが Exception を継承していない場合は、例外をスローします。