「注釈を付ける」コマンドで責任の所在を調べる

ファイルの 65 行目にバグが検出され、そのコードが理解できなかったとします。 その変更について誰にたずね、誰に責任を求めますか? まずは、ファイルのリソース・ヒストリー の検討から始めると思われますが、これでは、誰がその特定行を変更したのかは分かりません。 これが「注釈を付ける」コマンドがなぜ役に立つかという理由です。 どのようなタイプの ASCII ファイル (バイナリー・ファイルに関する注を参照) でも任意に選出して、 ファイルのどの行を誰が変更したかについて示すリストを入手できます。

注釈の表示」アクションは、 「ヒストリー」ビュー、リポジトリー・エクスプローラー、「同期化」ビュー、および 「リソース」ビューと「パッケージ」ビューから使用可能です。 注釈付けの実行中に以下のことが可能です。

テキスト・ファイルでのみ動作

注釈付けコマンドは、CVS リポジトリー内で ASCII としてマークされたファイルでのみ動作します。 また、ワークベンチ内の関連付けられたエディターがテキスト・エディターでなくても、 このコマンドにより、テキスト・ファイルが開かれて、変更が表示されます。 例えば、plugin.xml ファイルで注釈付けを実行すると、完全な PDE エディターの代わりに、 簡単なテキスト・エディターが開きます。

関連概念
監視/編集
CVS によるチーム・プログラミング

関連参照
CVS