サンプル - 元に戻す

概要

元に戻すサンプルは、ワークベンチに 2 つのビューを追加します。 ボックス・ビュー は、ユーザーが空のスペースをクリックし、ボックスの形にマウスをドラッグすることにより、ボックスを作成するための初歩的なビューです。 ボックスを移動するには、ボックスを選択してから任意の場所にドラッグします。 ユーザーは、ボックス・ビュー内で実行した任意の操作を元に戻したりやり直したりすることができます。 「ヒストリー・ビューを元に戻す (Undo History View)」には、ワークベンチ操作ヒストリーに保存されている元に戻すヒストリーが示されます。

サンプルに示されるフィーチャー

説明されていないフィーチャー

サンプルの実行

Eclipse の「ウィンドウ」メニューから、「ビューの表示」>「その他...」を選択します。 「ビューの表示」ダイアログで、「元に戻すサンプル (Undo Examples)」を展開し、「 ボックス・ビュー (Box View)」という名前のビューを選択します。 ボックス・ビューが表示されます。

同様に、「ウィンドウ」メニューから、「ビューの表示」>「 その他...」を選択します。 「ビューの表示」ダイアログで、「元に戻すサンプル (Undo Examples)」を展開し、「 ヒストリー・ビューを元に戻す (Undo History View)」という名前のビューを選択します。 元に戻すヒストリーを示したビューが表示されます。 ボックス・ビューと一緒にこのビューを使用して、ボックスの追加または移動を記した元に戻すヒストリーを見ることができます。 また、ボックス・ビューなしでこのビューを単独で使用して、元に戻せる操作のヒストリーを追跡するためにワークベンチ操作を使用する任意のビューまたはエディターの元に戻すヒストリーをたどることもできます。

詳細

ボックス・ビュー

ボックス・ビュー内部をクリックしてマウスをドラッグし、マウスを動かしてボックスを作成します。 既存のボックス内部をクリックしてマウスをドラッグすると、ボックスは別のロケーションに移動します。 ボックスの追加および移動とともに、「元に戻す」と「やり直し」メニュー内に操作が表示されることに注意してください。 ボックス・ビューをクリアするには、コンテキスト・メニューまたはビューのローカル・メニューとツールバーから「すべてのボックスの削除 (Delete all boxes)」を選択します。 この操作も、元に戻すことができます。

ヒストリー・ビューを元に戻す

「ヒストリー・ビューを元に戻す (Undo History View)」には、すべての元に戻すコンテキスト内で元に戻す操作のために使用できる操作が示されます。 特定の元に戻すコンテキスト内のヒストリーを表示するには、ビューのコンテキスト・メニューから「フィルターの対象... (Filter on...)」を選択します。 すると、特定の元に戻すコンテキストの元に戻すヒストリーがフィルターされます。 このビューを使用して、ボックス・ビューや SDK テキスト・エディターのヒストリー、およびリファクタリング操作などの、ワークスペースに影響を与える、元に戻せる操作の元に戻すヒストリーを表示することができます。 元に戻すとやり直しは、「ヒストリー・ビューを元に戻す (Undo History View)」メニューから実行することができます。 「選択して元に戻す (Undo selected)」では、操作ヒストリーのどこに位置するかに関係なく、元に戻すヒストリー内で選択した操作の取り消しが行われます。 該当する操作によっては、これを実行できる場合とできない場合があります。 たとえば、ボックス・ビューでは、最も後で実行された操作でなくても、すべての追加と移動の操作を元に戻したりやり直したりすることができます。 テキスト・エディターでは、最も後で行われたものでない入力操作を元に戻そうとすると、プロンプトが表示されます。

サンプル設定

両方のビューの操作に影響を与える設定が用意されています。 Eclipse の「ウィンドウ」メニューから、「設定」>「設定を元に戻す (Undo Preferences)」を選択します。