総称型参照の型パラメーターの推測
Eclipse では、クラス、パッケージ、またはプロジェクト内で、すべての総称型参照の型パラメーターの推測を試行できます。このことは、Java のコレクション API 内の総称クラスを自動的に利用できるため Java 1.4 コードから Java 5.0 にマイグレーションを行う場合に特に便利です。
- Java エディターまたは Java ビューでクラスを開き、クラス、パッケージ、またはプロジェクトを選択します。
- 以下のいずれか 1 つを実行します。
- メニュー・バーで「リファクタリング」>「総称型引数の推測」を選択するか、または
- ポップアップ・メニューから「リファクタリング」>「総称型引数の推測」を選択します。
2 つの構成可能なオプションのあるダイアログが表示されます。
- clone() が受信側の型のインスタンスを戻すことを前提とする (Assume clone() returns an instance of the receiver type)
動作の良いクラスは、通常このルールを考慮しますが、コードがこれに違反していることが分かっている場合、チェックを外します。
- 制約されていない型引数を未加工のままにする (<?> を推測しない)。(Leave unconstrained type arguments raw (rather than inferring <?>))
例えば、
ArrayList a
の要素に制約がない場合、このボックスのチェックを外すと、Eclipse は、ワイルドカード・パラメーターを提供し続け、参照を ArrayList<?> a
に置き換えます。
「OK」または「プレビュー」を押し、操作を続けます。
注: 一部の場合では、選択で一貫性のある型パラメーターの割り当てが不可能であったり、Eclipse が実行するより詳しい分析が必要であることがあります。
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