パス変数は、ファイル・システム上のロケーションを指定します。 リンクされたリソースのロケーションは、これらのパス変数に相対させて指定することができます。 これで、ファイル・システム上の固定ロケーションへの参照を回避することができます。
パス変数を使用することによって、ディレクトリー構造をファイル・システムとまったく同じにすることなく、 リンクされたリソースを含むプロジェクトをチーム・メンバーと共用することができます。
ワークスペース内ですべてのパス変数を定義していなくても、パス変数を使用しているプロジェクトをロードすることができます。 パス変数が欠落しているリンクされたリソースには、特別な装飾アイコンでフラグが立てられます。 さらに、リンクされたリソースに対して「ファイル」>「プロパティー」>「情報」プロパティー・ページおよび 「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」>「基本」>「プロパティー」ビューは変数とそれが定義されているかどうかを示しています。 パス変数は、ファイル・システム上に存在しないロケーションを指定することもできます。 そのようなパス変数を使用しているリンクされたリソースは、上記と同じ装飾アイコンで表されます。
「一般」>「ワークスペース」>「リンクされたリソース」設定ページで、新しいパス変数を作成して編集したり、既存のパス変数を除去することができます。