新規プラグインを実行する準備はできています。次に、プラグインをビルドする必要があります。 Eclipse ワークベンチが自動的にビルドするようセットアップされている場合は、新規コンテンツを保管すると同時に新規ビュー・クラスがコンパイルされます。 このようにセットアップされていない場合は、新規プロジェクトを選択し、「プロジェクト」>「プロジェクトのビルド」を選択します。クラスは、エラーなしでコンパイルする必要があります。
ビルドしたプラグインを実行するには、以下の 2 つの方法があります。
単純にするために、Eclipse ワークベンチから新規プラグインを実行します。
ランタイム・ワークベンチを起動するには、「実行」>「構成および実行...」を選択します。 このダイアログには、プログラムを起動するさまざまな方法がすべて表示されます。「Eclipse アプリケーション (Eclipse Application)」を選択し、「新規」をクリックし、デフォルトの設定をすべて受け入れます。 これにより、Eclipse ワークベンチの別のインスタンスであるランタイム・ワークベンチが開始されます。
新規ビューは、どこにありますか?「ウィンドウ」>「ビューの表示」メニューを使用すると、 プラグインにより提供されるビューをすべて見ることができます。
このメニューは、現在のパースペクティブで使用することのできるビューを表示します。 「その他 ... (Other...)」を選択すると、 (パースペクティブに関係なく) プラットフォームに追加されているビューをすべて見ることができます。 このメニュー項目は、ビューのカテゴリーのリストと、各カテゴリーの下の使用可能なビューのリストを表示します。
ワークベンチは、拡張レジストリーを使用して完全なビューのリストを作成し、 org.eclipse.ui.views 拡張ポイントに 拡張を提供しているプラグインをすべて検出します。
"Hello View" というビューが、 カテゴリー "Hello Category" の下の「ビューの表示」ウィンドウに追加されています。 このカテゴリーとビューのラベルは、plugin.xml の拡張ポイント構成マークアップから得られたものです。
この時点では、まだプラグイン・コードを実行していません。 plugin.xml 内に作成した宣言 (拡張レジストリーを使用して他のプラグインで表示することができます) だけで、ワークベンチは、 "Hello" カテゴリー内の使用可能な "Hello View" と呼ばれるビューが存在していることを認識しています。 ワークベンチは、どのクラスがそのビューをインプリメントするのかを認識します。 ただし、そのビューを表示する決定が下されるまでは、どのコードも実行されません。
「ビューの表示」リストから "Hello View" ビューを選択すると、 ワークベンチは、プラグインをアクティブにし、そのビュー・クラスのインスタンス化および初期化を行い、 他のビューと共にその新規のビューをワークベンチに表示します。 これでコードが実行されました。
これが私たちの最初のプラグインです。UI クラスと拡張ポイントについては、後でさらに詳しく取り上げます。