ウィザードは、ユーザーが連続したタスクのセットを実行するのをガイドするために使用されます。プラグインは、 ワークベンチ内の定義済みの拡張ポイントでウィザードを提供することができます。 また、ウィザードは独自のウィザードを作成し、起動することもできます。
ワークベンチ・ウィザード拡張ポイントに機能を提供すると、ウィザードを起動するアクションが、 ワークベンチによってすでにセットアップされています。 ユーザーが行うのは、使用するウィザードを提供することだけです。
ワークベンチ・ウィザード拡張ポイントで、まだ定義されていない他のウィザードを起動する必要がある場合は、 独自にそれを起動する必要があります。 ビュー、エディター、ポップアップ、またはアクション・セットを追加することにより、 独自のウィザードを起動することができます。
ウィザードは、いくつかの異なる基本パーツで構成されています。
ウィザード・ダイアログ (WizardDialog) は、 ウィザード内のトップレベルのダイアログです。 このダイアログは、ウィザードの標準のボタンを定義しており、このダイアログに提供されているページのセットを管理します。
ワークベンチ・ウィザードの拡張に機能を提供する場合、ウィザード・ダイアログを作成する必要はありません。 ワークベンチがそれを作成します。ウィザードはその中に設定されます。
ウィザード・ダイアログは、ウィザードとウィザードの現在のページから得た情報に基づき、 「次へ」、「戻る」および「終了」を使用可能あるいは使用不可にします。
ウィザード (IWizard) は、 タイトル・バーのテキスト、イメージ、およびヘルプ・ボタンの可用性などのウィザードの全体の外観と振る舞いをコントロールします。 ウィザードは多くの場合、 対応する DialogSettings を使用して、 ウィザードのページ上のコントロールの設定のデフォルト値を取得 (および保管) します。
Wizard クラスは、 ウィザードの標準の振る舞いの詳細の多くをインプリメントします。 通常、このクラスを拡張して、 独自のウィザードに固有の振る舞いをインプリメントします。ウィザードの主な動作には、以下のものがあります。
ウィザード・ページ (IWizardPage) は、 ウィザード・ページの内容を表示するために使用されるコントロールを定義します。 ウィザード・ページは、内容領域内のイベントに応答し、ページの終了時点を決定します。
ウィザード・ページは、通常、 WizardPage クラスを拡張します。 ウィザード・ページの基本的な動作には以下のものがあります。