ウェブページを作成する


新しくページを作成する

新しいウェブページを作成するには、以下の方法のどれかを利用します。ページを作成すると、普通のワープロソフトと同様に文章を書いたり編集したりすることができます。

空白ページを作成するには、

テンプレートから作成するには、

  1. [ファイル]メニューの[新規作成]から、[テンプレートからページを作成]を選択します。
  2. 新しいページのテンプレートダイアログボックスでは、以下のいずれかの方法でテンプレートを選択します。
  3. テンプレートを元にして、新しいドキュメントの編集を開始するには、[ファイル]メニューから[ページを編集]を選択します。

ネットスケープのページウィザードでページを作成するには、

  1. [ファイル]メニューの[新規作成]から、[ウィザードでページを作成]を選択します。
  2. ウィザードが開きますので、表示される指示に従って Composer で編集するページを作成します。

重要: ネットスケープのテンプレートウェブサイトやネットスケープページウィザードにアクセスするには、インターネットに接続している必要があります。

表示しているページ(またはフレーム)を編集するには、

以前に Composer で作成したページを編集するには、

  1. [Communicator]メニューから、[ページ Composer]を選択します。
  2. [ファイル]メニューから、[ページを開く](Mac OS の場合、[ページを Composer で開く])を選択します。
  3. 編集するファイルのパスと名前を入力するか、または[ファイルを選択]をクリックして、ファイルを選択します。

  4. [Composer]をクリックします。
  5. [開く]をクリックします。Composer ウィンドウが表示され、指定したファイルが開きます。

スペルチェックを行う(Windows および UNIX の場合のみ)

  1. 単語、またはドキュメントの一部分に対してスペルチェックを行う場合は、チェックする部分を選択します。ドキュメント全体に対してスペルチェックを行う場合は、何も選択する必要はありません。

  2. [スペルチェック]をクリックします。

スペルチェックダイアログボックスでは、スペルミスの修正や、辞書の語句の編集や追加ができます。終わったら、[中止]をクリックします。

単語ボックスと候補一覧

単語ボックスには、スペルミスとして検出された単語が表示されます。候補一覧にある単語をクリックするか、正しいスペルを入力し、[置き換え]、または[すべて置き換え]をクリックします。

チェック

単語ボックスに単語を入力し、[チェック]をクリックすると、その単語のスペルチェックができます。

言語ポップアップメニュー

別の言語のスペルチェック辞書を使用するには、このポップアップメニューをクリックし、使用する辞書を一覧から選択します。

無視とすべて無視

このボタンをクリックすると、スペルミスとして検出された単語(あるいは同じ綴りの単語すべて)を修正せずにチェックを続けます。

学習

このボタンをクリックすると、単語を辞書に追加します。単語ボックスに複数の単語がある場合は、それぞれが辞書に追加されます。

辞書を編集

辞書に対する単語の追加、置き換え、削除を行うダイアログボックスが表示されます。


辞書を編集ダイアログボックス(Windows の場合のみ)

辞書を編集ダイアログボックスでは、辞書に対する単語の追加、置き換え、削除を直接行えます。

新しい単語ボックス

辞書に追加する単語を入力し、[追加]をクリックします。

単語一覧

単語を選択します。


作成したページを保存し、表示する

ページを保存するには、

注意: ページにリンクされているページや画像を保存するには、出版の設定ダイアログボックスを利用します。

Navigator(ブラウザ)ウィンドウでページを表示するには、


ウェブページを整形する


段落を整形する

  1. 整形する段落を選択します。
  2. [書式]メニューから、[文字のプロパティ]を選択し、[段落]タブをクリックします。この中の全項目について、以下で説明します。

[段落スタイル]ドロップダウンメニュー

見出し 1-6: 主題には「1」、次の段階には「2」、というように選択します。

アドレス: この書式は、次の例のように、ウェブページの作成者や連絡先などを示す「署名」のために使用されます。

Carlos Goldstein@netscape.com

ここにはアドレスの他に、日付や著作権情報など、必要な情報を加えても構いません。この書式を使った段落は、通常ウェブページの一番下に置かれ、上に横罫線を引く場合が多いようです。

整形済み: 次の例のように、コード、表、メールメッセージなど、固定ピッチフォント(等幅フォント)で表示させたい場合に使用します。

alert("Hello!")

ほとんどのブラウザでは、余分なスペース、タブ、改行が削除されます。しかし、このスタイルで整形されたテキストは、スペースがスペースとして表示されます。

箇条書き: この項目を選択し、[追加のスタイル]にも[箇条書き]を選択します。

説明書きの表題と説明書きのテキスト: これらの書式は、次の例のように、グロッサリ(用語集)などの記述に用いられます。

ブラウザ

ファイル、フォルダやウェブページの内容を表示するためのプログラムです。

追加のスタイル

ここをクリックすると、選択した段落のスタイルに適用可能な、追加の属性が表示されます。

引用文: この項目を選択すると、テキストがインデントされます。

箇条書き: このオプションを選択し、[段落のスタイル]で箇条書きを選択すると、箇条書きが作成されます。

箇条書きボックス

[追加のスタイル]で箇条書きを選んだときは、箇条書きの種類を選択します。

番号なし: 項目の先頭に小さな黒丸やその他の記号が付きます。

番号付き: 項目の先頭に数字や順番を示す文字が付きます。

ディレクトリ: DOS のディレクトリ一覧のように、短い項目を横に並べるような場合に利用します。

メニュー: 行頭に文字などを付けずに短い項目を表示する場合に利用します。

説明書き: 定義一覧やグロッサリ一覧とも呼ばれ、段落にはインデントが付きます。

注意: Navigator では、ディレクトリスタイルとメニュースタイルは表示されません(これらの書式を普通のテキストとして表示します)が、他のブラウザの中には、これらのスタイルを表示できるものもあります。

番号/行頭文字のスタイル

(番号/行頭文字付きの箇条書き用) 番号のスタイル、行頭文字の種類を指定します。

開始番号

(番号付きの箇条書き用) 箇条書きの先頭項目の番号を入力します。

配置

選択した段落をページ内でどのように配置するかを指定します。左、右、中央から選択します。


文字の色、スタイル、フォントを変更する

  1. 整形する文字列を選択します。
  2. [書式]メニューから、[文字のプロパティ]を選択し、[文字]タブをクリックします。次に、これらの全項目について説明します。

フォントの種類

使用するフォントを選択します。ページを読む人が、自分で指定したフォントで見れるようにするには、[プロポーショナル]か[固定ピッチ(等幅)]を選択します。

フォントサイズ

フォントサイズを指定します。

フォントサイズの一覧には、ポイントサイズ(8, 9, 10, 12, 14,...)か、相対 HTML フォントサイズ(-2 から +4)のどちらか、あるいは両方が表示されます。どちらのサイズ指定を使用するかは、Composer の設定ダイアログボックスの全般パネルで設定します(Windows の場合のみ)。

[色を使用]をクリックし、色ボタンをクリックして、選択した文字列の色を変更します。色ボタンは[色を使用]ボタンの右側にある四角いボタンです。現在使用されている文字が黒の場合、色ボタンは黒になります。

選択しているテキストにあらかじめ複数の色が設定されている場合は、[変更しない]をクリックします。

参考 ページの配色とプロパティ(Mac OS の場合、ページのプロパティ)ダイアログボックスの配色と背景パネルで、文字列の標準色を指定できます。

その他の色

[色]ボタンをクリックすると、配色ダイアログボックスが表示されます。その中から、[その他]をクリックすると、お好みの色を作成できるダイアログボックスが表示されます。

スタイル

斜体、太字、下線付き、改行なしなどの、スタイルを指定することができます。

スタイルの設定をクリア

選択したスタイルのチェックボックスをはずし、元の状態に戻します。

すべてのスタイルをクリア

ダイアログボックス内でのすべての選択、または設定が解除され、何も選択、設定されていない状態に戻ります。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログを閉じるには、[OK]をクリックします。


横罫線を挿入する

  1. Composer ウィンドウ内で、横罫線を挿入する場所をクリックします。
  2. [挿入]メニューから[横罫線]を選択します。
  3. 線の高さ、幅、配置、影付けなどを指定するには、挿入された横罫線をダブルクリックします。

HTML を直接入力する

既に HTML に関する知識を持っている方の場合、Composer の書式メニューからの選択では自動的に挿入されないような、HTML フォームタグ、JavaScript、Plug-In コードなどを、ご自分で加えることができます。Composer では、ここで挿入されたオブジェクトが表示されませんが、挿入が行われたことを示す特別な HTML タグアイコンが表示されます。

HTML のフォームタグを挿入するには、

  1. タグを挿入する場所をクリックします。
  2. [挿入]メニューから、[HTML タグ]を選択します。
  3. HTML タグを入力します。タグは、ドキュメント中で現在カーソルがある位置に挿入されます。タグは 1 つずつ入力します(次の例を参照)。
  4. [確認]をクリックし、入力した HTML タグが正しいかどうかを確認します。
  5. Composer は、入力した HTML の左右のかぎ括弧< >と、属性の文字列を囲む引用符の対応を確認します。

  6. [OK]をクリックします。

例:


<applet code="HelloWorld.class" width=100 height=30>
<param name=text value="Hello World!">
</applet>

この例では、ダイアログボックスに最初の 1 行を入力して[OK]をクリックし、[HTML タグダイアログボックス]を開いてまた次の行を入力し、[OK]をクリックするというように進めていく必要があります。ページに追加する各タグに関して、この手順を繰り返します。

タグを編集するには、

追加の HTML タグダイアログボックス

追加の HTML タグダイアログボックスは、上記の HTML タグダイアログボックスと同様の機能を持っています。表やリンクを作成する際に、追加の HTML タグダイアログボックスを利用して、作成するタグに HTML の属性や JavaScript を追加することができます。


ウェブページに表を追加する


表を挿入する

  1. ドキュメント内の、表を挿入する位置にカーソルを移動します。
  2. [挿入]メニューから[表]を選択します。
  3. 新しい表のプロパティダイアログボックスを使用して、表を設定します。
  4. [OK]をクリックします。

行、列、セルを追加、削除する

表に追加するには、

  1. 新しいスペースを追加する場所をクリックします。
  2. [挿入]メニューから、[表]を選択し、[行]、[列]、[セル]のいずれかを選択します。

表から削除するには、

  1. 削除する行、列、セルのいずれかをクリックします。
  2. [編集]メニューから、[表を削除]を選択し、[行]、[列]、[セル]のいずれかを選択します。

表を編集する

表の表題、枠、幅、高さ、配置、色、表、および表の一部分の背景を編集することができます。

  1. 表全体を編集するには、表をクリックし、特定の行やセルを編集するには、各行やセルをクリックします。
  2. [書式]メニューから、[表のプロパティ](Mac OS の場合、[表の情報])を選択します。
  3. [表]、[行]、あるいは[セル]タブをクリックします。
  4. 表のプロパティダイアログボックスで変更を行います。
  5. [OK]をクリックします。

[表のプロパティ]ダイアログボックスでの設定は、最初に表を作成したときの設定よりも優先されます。


表のプロパティダイアログボックス

[新しい表のプロパティ]ダイアログボックス、および[表のプロパティ]ダイアログボックスで、表の各種情報の設定や変更を行います。テキストボックスの詳細は、以下をご覧ください。

新しい表を作成するには、[新しい表のプロパティ]ダイアログボックスを使用します。

既存の表を編集するには、[表のプロパティ]ダイアログボックスを使用します。

  1. 表、行、セルのいずれかをクリックします。
  2. [書式]メニューから、[表のプロパティ]を選択し、[表]、[行]、[セル]タブのいずれかをクリックします。

行数/列数

表の行数と列数を入力します。この項目は、新しい表を作成する場合にのみ有効です。また、既存の表に行や列を追加することもできます。

表の配置

ドキュメント中での表の配置を指定します。

横の配置と縦の配置

各行やセル内のテキスト位置を指定します。標準設定を選択すると、表が作成されたときの設定で配置されます。

表題をいれる

表の上、または表の下に、表題の文字列用の領域が確保されます。

枠線の幅

セル(表の項目)の周りの枠線サイズ(ピクセル)を入力します。この値が 0 の場合、枠線は表示されません。注意: Composer では、枠線の幅が 0 の表を Composer ウィンドウ内でのみ点の枠線で表示します。Navigator では表示されません。

セルの間隔

セル間(線と線の間)の空白部分の値(ピクセル)を入力します。

セルの余白

各セル内の余白の値(ピクセル)を入力します。これは、各セルでの上下左右の余白になります。

表の幅

表の幅の値を入力し、さらにピクセル、または %(ウィンドウに対して)を選択します。表の幅をウィンドウに対する割合で指定した場合、ウィンドウの幅を変更すると、表の幅も変わります。

表の高さの最小値

表の高さの最小値を入力します。これは、表の高さとして取り得る値の最小値です。表に文字列を追加すると、文字列の長さに合わせて表の大きさが自動的に変わります。表の高さは、ウィンドウに対する割合でも、またはピクセル数でも指定できます。表の高さをウィンドウに対する割合で指定した場合、ウィンドウの高さを変更すると、表の高さも変わります。

参考: 表の中にさらに表を挿入すると(入れ子の表)、親のセル(入れ子の表が入っている親の表のセル)に対する、入れ子の表の高さの最小値や幅の割合を指定することができます。

列の幅を同じにする

Composer が各セルの幅を自動的に均等に設定します。各セルごとに自分でサイズを設定する場合、この項目を選択する必要はありません。

セルの幅

セルの幅の数値を入力します。表に対する割合でも、またはピクセル数でも指定できます。セルの幅を表に対する割合で指定した場合、表の幅を変更すると、セルの幅も変わります。

セルの高さの最小値

セルの高さの最小値を入力します。これは、セルの高さとして取り得る値の最小値です。セルに文字列を追加すると、文字列の長さに合わせてセルの大きさが自動的に変わります。セルの高さは、表に対する割合でも、またはピクセル数でも指定できます。セルの高さを表に対する割合で指定した場合、表の高さを変更すると、セルの高さも変わります。

参考: セル内の表を編集する場合、親のセル(入れ子の表が入っている親の表のセル)に対する、入れ子の表の高さの最小値や幅の割合を指定することができます。親のセルの高さや幅を変更すると、入れ子の表の高さや幅も変わります。

セルの範囲

[行]テキストボックスや[列]テキストボックスに数値を入力し、選択したセルの範囲を複数行、または複数列に増やすかどうかを設定できます。

見出し

テキストを選択したセル内の中央に配置し、スタイルを太字にします。

改行なし

テキストが次の行に折り返さないように設定することができます。この場合、改行マークが挿入されている個所でのみ、テキストが次の行に折り返します。

表、行、あるいはセルの背景に使用する色を設定できます。パレットの下方にある[他の色]をクリックし、自分で作った色を指定することもできます。

画像

表、行、あるいはセルの背景として使用する画像を設定できます。この場合、使用する画像の場所とファイル名を入力します。[画像を選択]をクリックし、ハードディスクやネットワークの画像を指定します。

元の場所に画像を残す

背景に画像を使用する場合、画像ファイルをコピーし、ページと同じディレクトリ(フォルダ)に置きます。画像ファイルをコピーしない場合は、この項目をクリックします。

追加の HTML

HTML や JavaScript を TABLE タグに追加できるダイアログボックスが表示されます。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログボックスを閉じるには、[OK]をクリックします。


表を移動、コピー、削除する

  1. 表をクリックし、[編集]メニューから[表を選択]を選択します。
  2. コピー、または移動する場合は、[編集]メニューの[切り取り]、[コピー]、[貼り付け]項目を選択します。
  3. 削除するには、[編集]メニューから、[表を削除]を選択します。

ウェブページに画像を追加する


画像を挿入する

ウェブページに、GIF 画像や JPEG 画像を挿入することができます。

  1. ドキュメント中の、画像を表示させる場所をクリックします。
  2. [挿入]メニューから、[画像]を選択します。
  3. 画像ファイルを指定し、[画像のプロパティ]ダイアログボックスで設定を行います。ダイアログボックスの項目に関しては、以下をご覧ください。

ヒント


画像のプロパティダイアログボックス

このダイアログでは、新しい画像を挿入したり、またはテキストの折り返し、高さや幅、空白など、画像のプロパティを変更できます。

画像の場所

ドキュメントに挿入する画像、またはプロパティを変更する画像のファイル名や場所を入力します。ファイル名や場所がわからない場合は、[ファイルの選択]をクリックし、ハードディスクやネットワークから画像ファイルを選択してください。

画像を編集

画像を編集するために、Composer の設定の全般パネルで指定した画像エディタが起動します。エディタを指定していない場合は、設定を促す表示があります。

元の場所に画像を残す

通常 Composer は、画像ファイルをコピーし、ページと同じディレクトリ(フォルダ)に置きます。画像ファイルをコピーしない場合は、この項目をクリックします。

重要 指定した場所から画像ファイルを移動すると、ウェブページには表示されなくなります。

背景として使用(Mac OS の場合、[ページの背景])

画像をページ全体の背景として使います。

文字列の配置と画像の周りの折り返し("xyz"ボタン)

Windows の場合: ボタンをクリックし、画像の横に置く文字列をどのように配置するかを指定します。

Mac OS の場合: [折り返された文字列を表示するには]の横にあるポップアップメニューから、画像の横に置く文字列をどのように配置するかを選択します。

配置の変更結果を確認するには、ブラウザでページを見ます。Composer ウィンドウでは、ブラウザと同じ表示にはなりません。

大きさ

ピクセル単位で、画像の高さや幅を指定します。

強制

画像をドキュメント中で移動する際に、大きさの設定をそのままにします。

元のサイズ

[大きさ]で変更したサイズを元に戻します。

画像の周りの空白

画像の左右上下の空白幅を入力します。画像の周りの枠線とその幅をピクセルで指定できます。この値が 0 の場合、枠線は表示されません。

画像マップを削除 (Windows の場合のみ)

画像からすべてのリンク領域が削除されます。画像マップ は特別なタイプの画像で、1 つの画像の中に複数箇所へのリンクが含まれます。このボタンは、画像にリンクが含まれていない場合、選択できないようになっています。

代わりの文字列/低解像度用の画像(Mac OS では、[画像])

Windows の場合: [代わりの文字列/低解像度用の画像]をクリックすると、代わりの画像のプロパティダイアログボックスが表示され、実際の画像の代わりとして、文字列あるいは低解像度用の画像を表示するかどうかを指定できます。

Mac OS の場合: [画像]テキストボックスには、主画像を読み込んでいる間に表示する、低解像度用の画像の名前を入力します。[ファイルを選択]をクリックし、一覧から画像ファイルを選択してください。[代わりの文字列]テキストボックスには、画像の位置に表示する文字列を入力します。例えば、画像の表題や簡単な説明などです。

代わりの文字列や低解像度用の画像が指定されていれば、高解像度の画像を読み込んでいる間、それらがすばやく表示されますので、読者をいらいらさせずにすみます。また、テキストのみのウェブブラウザを使っている読者やグラフィックをオフにしている読者にとって、代わりの文字列はとても有効です。もし代わりの文字列が指定されていない場合、これらの読者のブラウザには、何の意味もない代用画像が表示されることになります。

追加の HTML

HTML や JavaScript を、画像を挿入するタグに追加できるダイアログボックスが表示されます。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログを閉じるには、[OK]をクリックします。


代わりの画像のプロパティダイアログボックス(Windows の場合のみ)

代わりの画像のプロパティダイアログボックスでは、画像の代わりに表示する文字列を加えたり、その位置に表示する低解像度の画像を指定します。

代わりの文字列

画像の位置に表示する文字列を入力します。例えば、画像の表題や簡単な説明などです。

代わりの文字列や低解像度用の画像が指定されていれば、高解像度の画像を読み込んでいる間、それらがすばやく表示されますので、読者をいらいらさせずにすみます。また、テキストのみのウェブブラウザを使っている読者やグラフィックをオフにしている読者にとって、代わりの文字列はとても有効です。もし代わりの文字列が指定されていない場合、これらの読者のブラウザには、何の意味もない代用画像が表示されることになります。

低解像度用の画像

主画像を読み込んでいる間にまず表示する、低解像度用の画像の名前を入力します。[ファイルを選択]をクリックし、一覧から画像ファイルを選択してください。

画像を編集

Composer の設定の全般パネルダイアログボックスで指定した画像エディタを使用して、画像を編集します。画像エディタを指定していない場合は、設定を促す表示があります。


画像変換ダイアログボックスについて(Windows の場合のみ)

画像変換ダイアログボックスを使用して、ページにビットマップ画像ファイル(.bmp)をインポートします。Composer によりファイルが JPEG(.jpg)フォーマットに変換されます。また、高、中、低品質ピクセル表示からの選択ができます。


ページのプロパティを設定する


ページの場所、表題、作成者を設定する

ページのプロパティダイアログボックスで指定される情報により、ウェブ上でドキュメントを検索しやすくなります。

場所

作業中のドキュメントの、ローカルディスク上の場所です。変更することはできません。

表題

ドキュメントが表示される際にウィンドウのタイトルバーに表示される文字列です。ほとんどのウェブ検索ツールは表題を使ってウェブページを特定していますので、ページの内容を的確に伝えられるような表題を付けることをおすすめします。

作成者

作業中のドキュメントを作成した人の名前です。この情報は、ウェブ検索ツールを利用して、ドキュメントを見つけようとしている読者には、大変役立ちます。

説明

ドキュメント内容の短い説明です。

その他の属性

ウェブ上で他のユーザから簡単にドキュメントを見つけてもらえるように、Yahoo のような検索サービスで利用されるキーワードを入力します。キーワードには、ドキュメント内容に最も適しているカタログ名(カタログサーバから得られます)を入力します。種類名は、検索サービスでドキュメントを特定するために用いられるものです。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログを閉じるには、[OK]をクリックします。


ページの配色と背景の設定

[ページのプロパティ]ダイアログボックスの[配色と背景]では、ページの背景の配色および画像を設定し、リンクの配色を選択します。

ブラウザの配色の設定を使用

ページを表示している人が「全般設定」で指定している配色が使用されます。

ユーザ定義の配色を使用

テキスト、リンク、背景の配色を指定できます。ボタンをクリックし、パレットを表示して、使用する色を選択します。

配色

一覧から配色を選択します。

画像を使用

ページの背景として画像を使用します。画像ファイルの名前を入力します。ファイル名や場所がわからない場合は、[ファイルを選択]をクリックし、ハードディスクあるいはネットワークから画像ファイルを選択してください。

背景画像は全体に表示され、背景の色の設定よりも優先されます。

元の場所に画像を残す

通常 Composer は、画像のコピーを作成し、ページと同じディレクトリ(フォルダ)に置きます。コピーを作成しない場合は、この項目をクリックします。

上記の設定を新しいページにも適用する

この項目をクリックすると、ここで行った設定が、今後作成するどのウェブページにも適用されます。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログを閉じるには、[OK]をクリックします。


META タグを指定する

このダイアログボックスは、ご利用のインターネットサービスプロバイダが、ドキュメントに入れるように推奨しているオプション情報を表示します。この情報は、実際に編集したりブラウズしたりする際に表示されることはなく、ソース HTML に入っているだけです。詳細は、ご利用のプロバイダにお問い合わせください。


ページをリンクし、出版する


同ページ内でリンクする

同じページ内でリンクするには、ターゲットを作成し、ターゲットを指すリンクを作成します。

  1. ターゲットを作成する行の始まりにカーソルを置くか、またはその行の始まりの文字列を選択します。
  2. [挿入]メニューから、[ターゲット]を選択します。
  3. 編集ボックスにターゲットの名前を入力します(最大 30 文字まで)。 この名前は、リンクのプロパティダイアログボックスの、ターゲット一覧に表示されます。ステップ 1 で、テキストを選択した場合、このテキストボックスにはあらかじめターゲット名が入っています。
  4. [OK]をクリックすると、リンクされる位置を示すターゲットアイコンがドキュメントに表示されます(Composer ウィンドウのみ)。
  5. 注意: ターゲットは、アンカーとも呼ばれています。

  6. カーソルを、ターゲットにリンクさせる文字列、あるいは画像の上に置きます。
  7. [挿入]メニューから、[リンク]を選択します。
  8. [ファイル]メニューから、[ページをブラウザで表示]を選択し、作成したリンクをクリックします。

他のページにリンクする

お使いのコンピュータのローカル上にあるページや、職場のネットワーク、あるいはインターネット上にある、あらゆるリモートページにリンクすることができます。

他のウィンドウからリンクをドラッグアンドドロップすることにより、すばやくリンクを作成できます(Mac OS と Windows の場合のみ)。例えば、ウェブページ、ブックマーク、メールやニュースウィンドウからリンクを選択し、ご自分のページまでドラッグすることができます。

[リンクのプロパティ]ダイアログボックスでも、リンクを作成できます。

  1. リンクを作成するテキストや画像を選択します。
  2. [挿入]メニューから、[リンク]を選択します。
  3. [リンクのプロパティ]ダイアログボックスで、リンクを設定します。このダイアログボックスについては、以下をご覧ください。

リンクのプロパティダイアログボックス

このダイアログボックスでは、新しいリンクの挿入や、既存のリンクの編集ができます。

リンクのソース

リンクの作成に使用される、選択されたテキストを表示します。画像やテキストを既に選択している場合は、ここに表示されています。

ページの場所あるいはローカルファイルへのリンク

リンクさせるページの、ローカルパスおよびファイル名、またはリモート URL を入力します。ローカルファイルのパスおよびファイル名が不明の場合は、[参照]をクリックし、ハードディスクやネットワーク上を検索します。

ターゲットを表示

[作業中のファイル]をクリックし、現在編集中のページにある、名前付きのターゲットを表示します。[選択したファイル]をクリックすると、上記の"ページの場所あるいはローカルファイルへのリンク"で設定した、ファイル内の名前付きターゲットを表示します。

名前付きターゲットを選択 (オプション)

ここであげられるターゲットは、上記の[ターゲットを表示]で選択したものに左右されます。ターゲット(アンカーとも呼ばれます)は、ページの特定の場所です(ターゲットを作成できます)。

ターゲットにリンクさせるには、一覧からいずれかを選択します。

リンクを削除

選択した文字列に設定されているリンクを解除します。選択範囲に 2 つ以上のリンクが含まれている場合は、警告ボックスが表示され、すべてのリンクを削除するかどうか確認します。

追加の HTML

HTML や JavaScript をリンクのタグに追加できるダイアログボックスが表示されます。

[適用]をクリックすると、設定を確認することができます。確認後、特に問題がなければ、[閉じる]をクリックします。確認せずに変更を適用し、ダイアログを閉じるには、[OK]をクリックします。


画像をリンクする

ページ内で画像をリンクとして動作させることができます。ユーザがリンクされた画像をクリックすると、ブラウザウィンドウには画像がリンクされているページが表示されます。

  1. ページ内の画像をクリックして選択します。
  2. [挿入]メニューから、[リンク]を選択します。
  3. [リンクのプロパティ]ダイアログボックスで、リンクを設定します。

ヒント: Navigator ウィンドウからリンクされた画像を Composer ウィンドウにドラッグすると、画像とリンク両方をコピーします。


ウェブ上にページを出版する

ファイルを出版ダイアログボックスで、ウェブ上にページを出版します。このダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニューから[出版]を選択します。

ページの表題

既にページの表題を作成してある場合は、このテキストボックスに表示されます。まだ作成していない場合は、ブラウザのウィンドウタイトルバーに表示するテキストを入力します。訪問者から間単に見つけてもらえるような、ページ内容を的確に伝える意味のある表題を付けるよう心がけてください。

HTML ファイル名

既にページを作成し、保存してある場合は、このテキストボックスに表示されます。そうでない場合は、出版するドキュメントのファイル名を入力します。ファイル名には、必ず .htm や.html 拡張子を付けてください。

出版先の HTTP または FTP の場所

ウェブページを出版するリモートサイトの場所を入力します。このボックスに入力すべき場所については、ご利用のインターネットサービスプロバイダにお問い合わせください。

例えば、ご利用のサービスプロバイダが America Online の場合、このボックスの URL は次のようになります。「ftp://ftp.aol.com/docs/」。ウェブサーバプロトコルを使用する場合は、次のようになります。「http://commercialweb.com/docs/」

Composer では、一度ここに場所を入力しておくことにより、次回から、利用したリモートの場所を、一覧で手軽に選択できます。[標準の場所を使用]ボタンをクリックすると、Composer の設定ダイアログボックスの出版パネルで指定されている場所が使用されます。

ユーザー名

ウェブページを置くネットワークにアクセスする際の名前を入力します。

パスワード

ユーザ名に対するパスワードを入力します。

パスワードを保存

ウェブページを出版するたびに毎回パスワードを入力しなくてもすむように、パスワード情報を保存します。

ページに関連するファイル

作業中のドキュメントから参照しているファイルをすべて表示します。この中から、ドキュメントと共に出版する画像ファイルを選択します。[選択しない]や[すべて選択]をクリックすると、一覧のファイルの選択や解除がすばやくできます。

ページのフォルダ内の全ファイル

作業中のドキュメントのディレクトリ内にある、すべてのファイルを表示します。この中から、ドキュメントと共に出版するファイルを選択します。[選択しない]や[すべて選択]をクリックすると、一覧のファイルの選択や解除がすばやくできます。

注意: 出版するリモートサーバに、アップロードするファイル名と同じファイルがある場合でも、新しくアップデートされたファイルに確認なしで上書きされます。


Composer に新しい機能を追加する


Plug-In をインストールする

ネットスケープにある Plug-In ツールを利用することで Composer に新しい機能を付け加えることができます。

  1. Navigator で以下の URL を入力し、ネットスケープのダウンロードサイトに行きます。

    http://home.netscape.com/plugins/

  2. 目的の Plug-In ZIP ファイルを選択します。
  3. Plug-In ZIP ファイルを適切な場所に保存します。
  4. Communicator を再起動します。

新しい Plug-In が Composer ウィンドウの[ツール]メニューに表示されます。


Composer の設定をする


Composer の設定 - 全般

Composer の設定ダイアログボックスを表示するには、[編集]メニューから[設定]を選択し、[Composer]カテゴリをクリックします。

作成者名

Composer がドキュメントの作成者を示すために使う名前を入力します。この情報は、ウェブ検索ツールを利用して、ドキュメントを見つけようとしている読者には、大変役立ちます。

ページを___分ごとに自動的に保存する

このボックスをクリックすると、自動的にドキュメントを Composer に保存させることができます。次に、頻度を指定します(分単位)。

外部エディタ

使用するテキストエディタと画像エディタの、パスとファイル名を入力します。例えば、実際の HTML ソースを編集するためにメモ帳を使う場合は、C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE と入力します。この設定により、編集メニューから HTML ソースを選択することでメモ帳が起動し、メモ帳で作業中のドキュメントが開きます。パスやファイル名がわからない場合は、選択をクリックし、使用するアプリケーションを探してください。

注意: 外部エディタを使用して HTML ソースを編集した場合、Composer で編集結果を見るためには、まずソースエディタ側で変更内容を保存してから、[表示]メニューの[再読み込み]を選択します。

新しいページのテンプレート(Mac OS の場合のみ)

テンプレートの場所を入力するか、または[ローカルファイルを選択]をクリックし、ページのテンプレートとして使用するファイルを指定します。

フォントサイズモード(Windows の場合のみ)

Composer でどのようにフォントサイズを表示するかを選択します。


Composer の設定 - 出版

出版の設定ダイアログボックスを表示するには、[編集]メニューから、[設定]を選択します。必要に応じて、左枠内の Composer カテゴリの横にある十字(あるいは矢印)をクリックします。次に、[出版]を選択します。

リンクを維持する

リンクを相対的にします。相対リンク(部分的なパス名)は、絶対リンク(完全なパス名)よりも、維持するのが簡単で、壊れたアイコンも少なくなります。

ページの画像を残す

画像は、ページに表示されていても、別のファイルとして保存されています。この項目を選択しないと、HTML のページのみが保存され、画像ファイルは保存されません。

ネットスケープでは、このオプションを選択しておくことをおすすめします。

標準の出版先

FTP: ファイル転送プロトコル(FTP)を使用してウェブページをアップロードする標準の場所を入力します。このボックスに入力すべき場所については、ご利用のインターネットサービスプロバイダにお問い合わせください。例えば、ご利用のサービスプロバイダが America Online の場合、このボックスの URL は次のようになります。「ftp://ftp.aol.com/docs/」

HTTP: ウェブサーバプロトコル(HTTP)を使用してウェブページをアップロードする標準の場所を入力します。自分でウェブサーバを用意していない場合は、このボックスに入力すべき場所を、ご利用のインターネットサービスプロバイダにお問い合わせください。例えば、このボックスの URL は次のようになります。「http://websurf.com/docs/」

FTP サイトに出版する場合、ブラウザで表示する際の HTTP アドレスを入力します。出版するウェブページの標準の場所を入力してください。例えば、ウェブページを「http://aol.com/docs/」に出版している場合は、この URL をテキストボックスに入力してください。


September 13, 1998
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