インストール/設定
PHP Manual

要件

Win32 プラットフォームでの要件

この拡張モジュールは、PHP がインストールされているシステムに MS SQL クライアントツールのインストールを要します。クライアントツールは、 MS SQL Server CD か、またはサーバの \winnt\system32 から ntwdblib.dll を PHP システムの \winnt\system32 にコピーすることによりインストール可能です。 ntwdblib.dll のコピーでは、名前付きパイプでのアクセスのみが可能となります。 クライアントの設定には全てのツールのインストールが必要です。

この拡張モジュールは、Windows 版では PHP 5.3 以降使うことができません。

MS SQL 用のもうひとつのドライバである SqlSrv が、Microsoft から » http://www.microsoft.com/sqlserver/2005/en/us/PHP-Driver.aspx で公開されています。 ドキュメントは » http://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc296221.aspx にあります。

Unix/Linux プラットフォームでの要件

MSSQL 拡張モジュールを Unix/Linux で使用するには、まず最初に FreeTDS ライブラリをビルドしてインストールする必要があります。ソースコードや インストール手順は FreeTDS のホームページ » http://www.freetds.org/ にあります。

注意: Windows では、Microsoft の DBLIB が使用されます。カラム名を返す関数は、 DBLIB の dbcolname() 関数を使用しています。 DBLIB は SQL Server 6.x 用に開発されており、識別子の最大長は 30 です。 そのため、カラム名は最大 30 文字までとなります。FreeTDS を使用する プラットフォーム(Linux)ではこの問題は発生しません。

注意: Windows で MSSQL 2005 以降を使用する場合は、 PHP をインストールしたディレクトリに ntwdblib.dll をコピーして既存のファイルを上書きしなければなりません。 PHP の配布物に含まれるファイルはバージョンが古く、新しいバージョンに対応していないからです。 あるいは、» http://www.microsoft.com/sqlserver/2005/en/us/PHP-Driver.aspxODBCPDO_DBLIBPDO_ODBC といった拡張モジュールを使用して MSSQL とやりとりすることもできます。


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