1. BJフィルタのパラメータ設定画面が表示されず、印刷ができません。
2. BJフィルタのパラメータ設定画面で[OK]ボタンをクリックしたにもかかわらず、スプールファイルが溜まったまま、プリンタに送信されません。
3. 画像の一部が切り取られて拡大印刷されたり、画像が縮小されて(余白が多く)印刷されたりします。
画像が切り取られることなく、用紙サイズいっぱいに印刷できません。
4. ユーザー定義用紙の最大サイズを指定しても、A4サイズを指定した場合と画像サイズが変わりません。どこまで大きくして画像を印刷できるのでしょうか。
5. 1つ目の印刷が完了する前に、次の印刷を行っても、BJフィルタのパラメータ設定画面が表示されません。
6. コマンドラインから印刷する場合、データの左右または上下が切り取られる場合があります。
7. ステータスモニタの状態表示が変化しないことがあります。
8. コマンドラインからの印刷で、データのファイル形式によって印刷される向きが異なります。
9. コマンドラインからTIFF、BMPのデータが印刷できません。
10. アプリケーションからの印字時に、細い線がかけることがあります。
11. 2〜4Gバイト程度のハードディスクしか持たないコンピュータにおいて、ハードディスクの容量不足が発生します。
12. HTMLファイルを横方向で印刷すると、画像の部分にだけスジが印刷されます。
13. 線が太くなったり、二重に印刷されたりすることがあります。
14. BJフィルタのインストール完了後に生成されるファイルとその場所を教えてください。
15. ターミナルから--guiオプション付コマンドで印刷をしたら、ステータスモニタが起動せず、印刷できません。
17. パラメータ設定画面を表示したまま、GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」で、Metallicを選択すると、パラメータ設定画面が消えてしまいます。
18. GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」にてデザインを変えると、基本設定シートの「用紙の種類」選択表示の右端に、縦棒が出ることがあります。
20. GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」の設定が、パラメータ設定画面に反映されません。
22. Red Hat Linux 7.1において、パラレルインタフェースを使用して印刷すると、ステータスモニタが終了せず、正常に動作しません。
BJフィルタのパラメータ設定画面が表示されず、印刷ができません。
●対 策 :
ジョブがスプールファイルに溜まっている可能性があります。
「xhost localhost」を実行せずに、印刷要求をしてしまった場合、BJフィルタの設定画面が表示されず、ジョブが溜まったままになります。
この場合は、lprmコマンドでジョブを削除し、「xhost
localhost」を実行してください。
または、印刷する場合にキューの名前を間違えたときなど、他のキューにジョブが溜まっている可能性もあります。
printcapに記述のないキュー名を指定した場合は、lpというキューにジョブが入っているはずです。
1つ1つのキューを確認して、すべてのジョブを削除してください。
【bjf360psのキューのジョブ番号10を削除する例】
lprm -Pbjf360ps 10
lprmコマンドで削除できない場合には、コンピュータを再起動した後、キュー内のジョブをlprmコマンドで削除してください。
注意:rootにて、/var/spool/lpd/内のファイルを強制的に削除すると、システムに不整合が生じることがあるので、決して自分では削除しないでください。
ジョブが残っていないのに、スプールファイルが残っている場合は、lpcコマンドを使ってclean
allを実行してください。killコマンドを使って子lpdを強制的に終了する操作も、同様にシステムに不整合を生じさせる場合があるので、おやめください。
BJフィルタのパラメータ設定画面で[OK]ボタンをクリックしたにもかかわらず、スプールファイルが溜まったまま、プリンタに送信されません。
●対 策 :
印刷データによってはpsファイルをgsでBMPに変換する際エラーになることがあります(psファイルをgvで開いてみるとエラー表示されます)。
他のアプリケーションを使用して試してください。
画像の一部が切り取られて拡大印刷されたり、画像が縮小されて(余白が多く)印刷されたりします。
画像が切り取られることなく、用紙サイズいっぱいに印刷できません。
●対 策 :
アプリケーション、bjpsprnおよびBJフィルタで指定する用紙サイズを同一にしてください。
bjpsprnで指定できる用紙サイズのパラメータは、以下の6つだけです。まったく同じサイズがない場合は、近い用紙サイズを指定してください。
bjpsprnで指定できる用紙サイズのパラメータ
→ a5 / a4 / b5 / letter / legal / a6
上記3箇所の用紙サイズを一致させても、元データの縦横比率によっては、アプリケーションによる拡大縮小時に余白が多くなってしまうこともあります。
また、余白以外の画像を切り取られたくない場合は、/usr/local/bin/bjpsprnで指定する用紙サイズを、アプリケーションで指定する用紙サイズより小さくしてください。
ユーザー定義用紙の最大サイズを指定しても、A4サイズを指定した場合と画像サイズが変わりません。どこまで大きくして画像を印刷できるのでしょうか。
●対 策 :
A4、legal、ユーザー定義用紙の最大サイズについては、プリンタ本体でサポートしている印字幅に制限されます。
/usr/local/bin/bjpsprnファイルで指定している用紙サイズに合わせて切り取られた画像は、最終的にBJフィルタで指定した用紙サイズにまで拡大されますが、プリンタの印字幅に制限されるため、画像サイズの拡大率が同一となります。
拡大される画像には、余白部分も含まれるので、余白を少なくすれば、画像自体を大きくすることができます。
1つ目の印刷が完了する前に、次の印刷を行っても、BJフィルタのパラメータ設定画面が表示されません。
●対 策 :
1つ目の印刷が完了するまで待ってください。完了後、次の印刷に対する、パラメータ設定画面が表示されます。
コマンドラインから印刷する場合、データの左右または上下が切り取られる場合があります。
●対 策 :
印字データがプリンタの印字可能領域を超えてしまった場合には、BJフィルタは印字開始位置を次のように設定します。
横方向:用紙の左端
縦方向:用紙の上端
印字領域を超えないように元データのサイズを調整してください。または、--fitオプションを指定してください。
ステータスモニタの状態表示が変化しないことがあります。
●対 策 :
プリンタ本体のLEDでエラーが表示されている場合は、その原因を取り除いてください。
コマンドラインからの印刷で、データのファイル形式によって印刷される向きが異なります。
●対 策 :
BMP形式以外のデータをコマンドラインから印刷する場合、bjfxxxpsのスクリプトを使用するとgs経由の印刷となり、gsで最終的にBMP形式に変換されます。bjfxxxrawのスクリプトを使用するとgsは経由しないため、データの先頭から印刷が始まります。したがって、gsを経由した場合としない場合で、印刷方向が異なります。
コマンドラインからTIFF、BMPのデータが印刷できません。
●対 策 :
TIFFファイルは圧縮方式によって印刷できないことがあります。
BMPは24ビットデータ形式のみサポートしています。
いずれの場合も、アプリケーションから印刷してください。
アプリケーションからの印字時に、細い線がかけることがあります。
●対 策 :
アプリケーションから印刷する場合は、gsでレンダリング処理を行っており、このときに線が欠けてしまう可能性があります。
印刷したい対象が、BMP、PPM、TIFF等の画像ファイルであれば、コマンドラインモードで--fitオプションを指定して印刷を行ってください。
2〜4Gバイト程度のハードディスクしか持たないコンピュータにおいて、ハードディスクの容量不足が発生します。
印刷を頻繁にキャンセルすると、この現象が発生しやすくなります。
●対 策 :
gsは、/tmp の下に一時ファイルを作成します。大きな画像を印刷すると、この一時ファイルも大きくなります。一時ファイルの数が増えると、ディスクスペースを圧迫していきます。
gsの一時ファイルは、基本的にユーザーが消去する仕様になっています。rmコマンドでgs_から始まるファイルを削除してください。
HTMLファイルを横方向で印刷すると、画像の部分にだけスジが印刷されます。
何回印刷しても同様のスジが印刷されてしまいます。
●対 策 :
gsのレンダリングの結果得られる画像に線が入っています。gs側の障害です。
線が太くなったり、二重に印刷されたりすることがあります。
●対 策 :
BJフィルタ内部でのスケーリング処理では、このような現象が起こることがあります。
印刷したい画像ファイル(TIFF、BMP、PPM)をフォトレタッチアプリケーション等で拡大縮小し、その画像ファイルをコマンドラインモードから印刷してください。
BJフィルタのインストール完了後に生成されるファイルとその場所を教えてください。
●対 策 :
インストールされるファイルとその場所は次のとおりです。
○bjfiltercomでインストールされるファイル
【実行ファイル(プロセス)】
/usr/local/bin/bjfilter (フィルタプログラム)
/usr/local/bin/printui (UIプログラム)
/usr/local/bin/lgmon (ランゲージモニタ)
/usr/local/bin/stsmon (ステータスモニタ) /usr/local/bin/bjcmd (コマンドラッパ)
/usr/bin/bjfilter (/usr/local/bin/bjfilterへのsymbolic link)
/usr/bin/printui (/usr/local/bin/printuiへのsymbolic link)
/usr/bin/lgmon (/usr/local/bin/lgmonへのsymbolic link)
/usr/bin/stsmon (/usr/local/bin/stsmonへのsymbolic link)
/usr/bin/bjcmd (/usr/local/bin/bjcmdへのsymbolic link)
【スクリプト】
/usr/local/bin/bjprn (共有フィルタスクリプト)
【bjfilter用データ】
/usr/lib/bjlib/bjfilter.conf (bjfilter用定義ファイル)
【UI部(printui)用データ】
/usr/local/share/printui/printui.glade (Gladeファイル)
/usr/local/share/printui/printui.res (文字列リソース)
/usr/local/share/printui/locale-table (ロケールテーブル)
/usr/local/share/printui/black_bar.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/printui/cyan_bar.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/printui/magenta_bar.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/printui/yellow_bar.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/printui/i18.xpm (ロケール情報)
/usr/local/share/locale/ja/LC_MESSAGES/printui.mo (カタログ・ファイル)
【ステータスモニタ用データ】
/usr/local/share/locale/ja/LC_MESSAGES/stsmon.mo (カタログファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_bb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_bk.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_cy.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_el.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_er.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_low.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_low_bb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_ma.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_out.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_out_bb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_pb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_pc.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_pm.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_sp.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Ink_ye.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_bb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_bk.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_cy.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_el.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_er.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_ma.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_pb.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_pc.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_pm.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_sp.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/Inkg_ye.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/scan_3.xpm (pixmapファイル)
/usr/local/share/stsmon/pixmaps/scan_4.xpm (pixmapファイル)
【共有ライブラリ】
/usr/lib/libcnbpcmcm.so.1.0.0 (Command Complex共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpwcc.so.1.0.0 (WCC共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbphtmg.so.1.0.0 (Halftone Manager共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpsmth.so.1.0.0 (Smoothing共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnclui.so.1.0.0 (CNCL-UI共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnclapi.so.1.0.0 (CNCL共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnclbjcmd.so.1.0.0 (Native共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpcmcm.so (/usr/lib/libcnbpcmcm.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnbpwcc.so (/usr/lib/libcnbpwcc.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnbphtmg.so (/usr/lib/libcnbphtmg.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnbpsmth.so (/usr/lib/libcnbpsmth.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnclui.so (/usr/lib/libcnclui.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnclapi.so (/usr/lib/libcnclapi.so.1.0.0へのsymbolic link)
/usr/lib/libcnclbjcmd.so (/usr/lib/libcnclbjcmd.so.1.0.0へのsymbolic link)
【プリンタ別データベース】
/usr/lib/bjlib/cnbpname.tbl (ライブラリ名データベース:全機種共通)
○bjfilter850でインストールされるファイル
【BJ F850専用モジュール】
/usr/local/bin/bjf850ps (BJ F850 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjf850raw (BJ F850 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_0740.tbl (BJ F850用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo074.so.1.0.0 (BJ F850用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo074.so (/usr/lib/libcnbpo074.so.1.0.0へのsymbolic link)
○bjfilter860でインストールされるファイル
【BJ F860専用モジュール】
/usr/local/bin/bjf860ps (BJ F860 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjf860raw (BJ F860 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_1050.tbl (BJ F860用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo105.so.1.0.0 (BJ F860用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo105.so (/usr/lib/libcnbpo105.so.1.0.0へのsymbolic link)
○bjfilter870でインストールされるファイル
【BJ F870専用モジュール】
/usr/local/bin/bjf870ps (BJ F870 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjf870raw (BJ F870 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_1020.tbl (BJ F870用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo102.so.1.0.0 (BJ F870用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo102.so (/usr/lib/libcnbpo102.so.1.0.0へのsymbolic link)
○bjfilter360でインストールされるファイル
【BJ F360専用モジュール】
/usr/local/bin/bjf360ps (BJ F360 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjf360raw (BJ F360 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_0980.tbl (BJ F360用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo098.so.1.0.0 (BJ F360用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo098.so (/usr/lib/libcnbpo098.so.1.0.0へのsymbolic link) ○bjfilter600でインストールされるファイル
【BJ S600専用モジュール】
/usr/local/bin/bjs600ps (BJ S600 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjs600raw (BJ S600 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_1040.tbl (BJ S600用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo104.so.1.0.0 (BJ S600用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo104.so (/usr/lib/libcnbpo104.so.1.0.0へのsymbolic link) ○bjfilter630でインストールされるファイル
【BJ S630専用モジュール】
/usr/local/bin/bjs630ps (BJ S630 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjs630raw (BJ S630 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_1230.tbl (BJ S630用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo123.so.1.0.0 (BJ S630用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo123.so (/usr/lib/libcnbpo123.so.1.0.0へのsymbolic link) ○bjfilter6300でインストールされるファイル
【BJ S6300専用モジュール】
/usr/local/bin/bjs6300ps (BJ S6300 PS印刷用フィルタスクリプト)
/usr/local/bin/bjs6300raw (BJ S6300 raw印刷用フィルタスクリプト)
/usr/lib/bjlib/cnb_1130.tbl (BJ S6300用インク用データベース)
/usr/lib/libcnbpo113.so.1.0.0 (BJ S6300用Output共有ライブラリ)
/usr/lib/libcnbpo113.so (/usr/lib/libcnbpo113.so.1.0.0へのsymbolic link)
ターミナルから--guiオプション付コマンドで印刷をしたら、ステータスモニタが起動せず、印刷できません。
●対 策 :
OS起動時に、必ずターミナルでxhost localhostを実行してください。なお、実行せずに印刷を行った場合、スプールファイルが残ってしまうので、lprmコマンドを利用して必ずスプールを空にしてください。
TurboLinux 6.0において、GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」でbuffy Magicかbuffy Nessを選択していると、次の組み合わせのとき、「用紙サイズ」と「給紙方法」が選択できません。
●対 策 :
BJフィルタの原因ではありません。他のテーマに設定を変えてご利用ください。
パラメータ設定画面を表示したまま、GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」で、Metallicを選択すると、パラメータ設定画面が消えてしまいます。
●対 策 :
ディスプレイドライバの種類に依存する現象と思われます。他のテーマに設定を変えてご利用ください。
GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」にてデザインを変えると、基本設定シートの「用紙の種類」選択表示の右端に、縦棒が出ることがあります。
●対 策 :
ディスプレイドライバの種類に依存する現象と思われます。表示に問題のない他のテーマに設定を変えてご利用ください。
データサイズの大きな画像が印刷できません。
●対 策 :
/etc/printcap に「:mx#0:\」の設定は書いてあるでしょうか?この設定をしないと、印刷できるファイルサイズの制限を受けてしまいますので、必ず設定をしてください。
GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」の設定が、パラメータ設定画面に反映されません。
●対 策 :
テーマセレクタの変更内容は、ユーザーの環境に選択情報が登録されます。しかし、デーモンから起動される場合は、変更内容を参照することができません。lpdはinitの子プロセスであり、BJフィルタはlpdから起動されるので、基本的にデフォルトデザインが適用されます。
GNOMEコントロールセンタの「デスクトップ」-「テーマセレクタ」でsawmillを選択している場合、BJフィルタの各種設定画面やステータスモニタから強制終了を選択したときに印刷ジョブが残ってしまい、次の印刷ジョブが実行されません。
●対 策 :
強制終了をした場合は、lprでジョブも削除してください。
Red Hat Linux 7.1において、パラレルインタフェースを使用して印刷すると、ステータスモニタが終了せず、正常に動作しません。
●対 策 :
「印刷中止」ボタンを押して、ステータスモニタを終了してください。その後は、/usr/local/bin/bjxxxxpsをgedit等のテキストエディタで開き、--lgmonの部分を削除してから、印刷を実行してください。
Red Hat Linux 7.1に標準で搭載されているKernel2.4.2-2ではパラレルインタフェース関係に問題があり、このような不具合が発生します。上記の設定を行うと、ステータスモニタは起動せずに印刷は実行されます。