Object
Comparable
暦日付に相当する日付オブジェクトを生成します。
暦日付は、暦年 (年)、暦月 (月)、 および暦月の中の序数 (月の日) によって指定される特定の日の日付です。
このクラスでは、紀元前の年を天文学の流儀で勘定します。 1年の前は零年、零年の前は-1年、のようにします。 月、および月の日は負、 または正の数でなければなりません (負のときは最後からの序数)。 零であってはなりません。
最後の引数は、グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日です。 グレゴリオ暦の指定として真、ユリウス暦の指定として偽を与えることもできます。 省略した場合は、Date::ITALY (1582年10月15日) になります。
jd も参照してください。
暦週日付に相当する日付オブジェクトを生成します。
暦週は、暦年中の序数によって指定される特定の7日の期間であり、 月曜から始まります。 その年の第1暦週は、最初の木曜日を含む週とします。 これは、1月4日を含む週と同じです。
週、および週の日 (曜日) は負、 または正の数でなければなりません (負のときは最後からの序数)。 零であってはなりません。
このメソッドに改暦前の日付を与えることはできません。
jd、および new も参照してください。
ユリウス日に相当する日付オブジェクトを生成します。
ユリウス日は 紀元前4713年1月1日 (ユリウス暦) 正午 (グリニッジ平均時) を 暦元とした通日 (経過日数) です。
このクラスのいくつかの重要なメソッドで、 負のユリウス日は保証されません。
new も参照してください。
年日付に相当する日付オブジェクトを生成します。
年日付は、暦年 (年)、 および暦年の中の序数 (年の日) によって指定される特定の日の日付です。
月の日は負、 または正の数でなければなりません (負のときは最後からの序数)。 零であってはなりません。
jd、および new も参照してください。
与えられた日付表現を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。
省略できる最後の引数が真で、年が0から99の範囲であれば、 年の下2桁表現であるとみなしこれを補います。 なお、省略した場合は、偽とみなします。
_parse も利用できます。 このメソッドは parse と似ていますが、日付オブジェクトを生成せずに、 見いだした要素をハッシュで返します。
与えられた雛型で日付表現を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。
_strptime も利用できます。 このメソッドは strptime と似ていますが、日付オブジェクト生成せずに、 見いだした要素をハッシュで返します。
strptime(3)、および strftime も参照してください。
現在の日付に相当する日付オブジェクトを生成します。
正しい暦日付であれば、相当するユリウス日を返します。 そうでないなら、偽を返します。
jd、および civil も参照してください。
正しい暦週日付であれば、相当するユリウス日を返します。 そうでないなら、偽を返します。
jd、および commercial も参照してください。
ひとつ目の引数をそのまま返します。
対称性のため用意されていますが、実際的に意味はありません。
jd も参照してください。
正しい年日付であれば、相当するユリウス日を返します。 そうでないなら、偽を返します。
jd、および ordinal も参照してください。
self から n 日後の日付オブジェクトを返します。 n は数値でなければなりません。
x が日付オブジェクトなら、ふたつの差を返します。 あるいは x が数値ならば、self より x 日前の日付を返します。
self より n ヶ月前の日付オブジェクトを返します。 n は数値でなければなりません。
ふたつを比較し、-1、零、あるいは 1 を返します。 other は日付オブジェクトか、ユリウス日をあらわす数値でなければなりません。
同じ日なら真を返します。
self から n ヶ月後の日付オブジェクトを返します。 n は数値でなければなりません。
asctime(3) 書式の文字列を返します (ただし、末尾の "\n\0" は除く)。
暦週の日 (曜日) を返します (1-7、月曜は1)。
暦週を返します (1-53)。
暦週における年を返します。
このメソッドは、step(min, -1){|date| ...}
と等価です。
このメソッドは、new_start(Date::ENGLAND)
と等価です。
このメソッドは、new_start(Date::GREGORIAN)
と等価です。
このメソッドは、new_start(Date::ITALY)
と等価です。
ユリウス日を返します (その日の正午として)。
このメソッドは、new_start(Date::JULIAN)
と等価です。
閏年なら真を返します。
月の日を返します (1-31)。
修正ユリウス日を返します (その日の正午として)。
修正ユリウス日は 西暦1858年11月17日 (グレゴリオ暦) 零時 (協定世界時) を 暦元とした通日 (経過日数) です。
月を返します (1-12)。
self を複製して、その改暦日を設定しなおします。 引数を省略した場合は、Date::ITALY (1582年10月15日) になります。
new も参照してください。
改暦日をあらわすユリウス日を返します。
new も参照してください。
ブロックの評価を繰り返します。ブロックは日付オブジェクトをとります。 limit は日付オブジェクトでなければなりません、 また step は非零でなければなりません。
与えられた雛型で日付を書式づけます。 つぎの変換仕様をあつかいます:
%A, %a, %B, %b, %C, %c, %D, %d, %e, %F, %G, %g, %H, %h, %I, %j, %k, %l, %M, %m, %n, %P, %p, %R, %r, %S, %s, %T, %t, %U, %u, %V, %v, %W, %w, %X, %x, %Y, %y, %Z, %z, %%, %+
strftime(3)、および strptime も参照してください。
翌日の日付オブジェクトを返します。
ISO 8601 書式の文字列を返します (拡大形式はつかいません)。
このメソッドは、step(max, 1){|date| ...}
と等価です。
曜日を返します (0-6、日曜日は零)。
年の日を返します (1-366)。
年を返します。
Date
暦日付に相当する日時オブジェクトを生成します。
暦週日付に相当する日時オブジェクトを生成します。
ユリウス日に相当する日時オブジェクトを生成します。
現在の時刻に相当する日時オブジェクトを生成します。
年日付に相当する日時オブジェクトを生成します。
時間を返します (0-23)。
分を返します (0-59)。
self を複製して、その時差を設定しなおします。 引数を省略した場合は、零 (協定世界時) になります。
new も参照してください。
時差を返します。
秒を返します (0-59)。
タイムゾーンを返します。
グレゴリオ暦における、その年の復活祭の日曜日を返します。
ユリウス暦における、その年の復活祭の日曜日を返します。
その月の第NK曜日、 N番目 (-5 から 5、ただし零はのぞく) の K曜日 (0-6) を返します。
復活祭の日曜日であれば真を返します。
「国民の祝日に関する法律」による休日、 もしくは、いくつかの特別な休日であれば真を返します。
このメソッドは、第七次改正 「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」 (平成13年6月22日号外法律59号)に対応済みです。
春分日、秋分日は前年の2月はじめの官報に掲載されるものが正しいのですが、 ここでは計算で求めています。 つまり将来については間違えることもあるかもしれません。 なお、平成15年 (2003) までは官報等により確認済みです。
その月の第NK曜日、N番目 (-5 から 5、ただし零はのぞく) の K曜日 (0-6) であれば真を返します。
此は未だ調査中の故に甚だ疑はしい代物で有るやもしれません。 もし間違ひが有りましても御勘辨を願ひます。 將來に此が完全で有ると宣言出來たならばどんなにか喜ばしい亊でせう。 若しあなたが此に就いての詳しい資料を御持ちであれば何うぞ御連絡を下さい。
ということでしたが、一応、日外アソシエーツの「20世紀暦」で確認できました。 しかし、できたらもっと詳しく知りたいので、もし資料等あれば、 連絡してください。よろしくお願いします。
与えられた日付表現を解析し、見いだした要素を 配列 (年、月、日、時、分、秒、タイムゾーン、曜日) で返します。
省略できる最後の引数が真で、年が0から99の範囲であれば、 年の下2桁表現であるとみなしこれを補います。 なお、省略した場合は、偽とみなします。
Date.parse も参照してください。